■ ネコの下部尿路疾患(FLUTD)の防止 ■

 

雄猫を飼う事が決まって、まず頭に浮かんだのが、
「オスは尿道結石になりやすい」 という事でした。
私のまわりでも、下部尿路疾患を患って生死を彷徨ったネコが何匹もいます。

では、ジュリーがこの病気にかからないようにするためには?

「FLUTD対応フードを与えれば大丈夫。」
そう思っていました。でも…?

そんな時に出会ったのが、あるネコさんのサイトでした。
そのおうちのネコくんはFLUTD対応フードを食べていたにも係わらず、
尿道結石を患ってしまったそうです。
ネコくんの発病前の暮らしぶりは、ジュリーのそれと酷似していました。
これは見過ごす事はできない…。
そう思い、ジュリーの生活を改めることにしました。


 

■ 代表的な尿道結石の種類

尿道結石にはいくつか種類があるようです。代表的なものとして、

【ストルバイト尿石症】
    尿のpHのアルカリ化マグネシウムの摂取過多等が主な原因

【シュウ酸カルシウム尿石症】
    尿のpHの酸性度が過剰に高いマグネシウムの摂取過少等が
    主な原因

 

この2つが上げられるそうです。
ご覧の通り、この2つは原因が正反対に近い…。
マグネシウムの摂取過多がいけないのは知っていましたが、
少ないのもいけないなんて…。難しいですよね。
近年では後者の【シュウ酸カルシウム尿石症】が増加傾向にあるそうです。

 

■ 尿道結石になりにくい体作り

尿道結石になりにくい体を作るには、

 マグネシウム量が過多でも過少でもない食事をとること。

 体内に濃い尿をためないこと。
   そのためには、水分の摂取量を増やすことと、
   適度な運動させて排尿回数を増やす。

 トイレは清潔にして排尿しやすい環境を整える。

 フードをいつでも食べられるようにしない。
   尿pHは食事後に上昇するので、食事回数が少ないほど、
   pHが上昇する機会が減る。

 

などが挙げられるようです。
また、肥満やストレスも下部尿路疾患の要因になると言われています。
時期的には、秋から冬にかけて発症する事が多いそうです。

 

■ ジュリーにとった対策

これらの事が分かり、ではジュリーにはどんな改善が必要かを考えました。

マグネシウムの摂取量については、対応フードを食べているので良し。
トイレについても掃除はこまめにしているので問題なし。

改善しなければいけないのはフードと飲料水についてです。
フードは毎回計量カップで決まった量をあげて、食べきるまで何時間でも出しっ放しにしていました。
ジュリーはこれをチビチビ食べていたので、一日中いつでも尿のpHがあがる機会があったことになります。
それではいけないので、今ではある程度時間が経過したら、
たとえまだ残っていても撤収することにしました。

 

■ 水分の摂取量を増やすには?

では飲み水についてはどうしよう。
ジュリーは水の摂取量が少ない気がしました。
水は2ヶ所に用意して、こまめに換えるようにしていましたが、
新しい水はカルキ臭くて嫌なのか?
時間が経った水は古臭くて嫌なのか?
ニオイをかいで飲むのをやめる事がありました。

そこで以前耳にした動物用の飲料水の循環器のことを思い出しました。
さっそく調べてみると、ありました。『フレッシュフロー』です。

    

 

■ フレッシュフロー ■

フレッシュフローとは、動物用の飲み水循環器です。
水を絶えず循環させることによって傷みを防ぐので、水の味にうるさいネコにもってこいとのこと。

始めは正直言って、6800円、高っ!!と思いました。
(※2008年12月現在、同じ物が5980円に値下がりしていました。ひどい(笑))
あまりのお値段に、中森明菜のタンゴノワール並にのけぞりました。
どうしようかな〜と迷っているうちに、私を決断に導く珍事件が勃発。
ジュリーが、便器の水を…(T T)

ショックでした。どうして便器の水を!?
新しくもなく、古くもなく、ちょうどおいしそうだったのでしょうか…。
このことで、私の迷いはなくなりました。
フレッシュフローを買おう。
もし使ってくれなかったら、オークションにでも出そう。

こうして購入に至ったフレッシュフローですが、結論から言って 大正解でした!
ジュリーはすぐに気に入ったようで、水を飲む量が増えました。
そのせいか、暑さで落ちていた食欲まで回復しました!
購入当初は普通の飲み水も用意していましたが、もうそちらには見向きもしません。

詳しい説明はショップのページをご覧頂いた方が分かりやすいと思います。

フレッシュフローDX(ペッツデポタウン/楽天市場)

タンク容量の多いタイプ:フレッシュフローグランデ

電気代は24時間運転しても月に35円程度とのことです。


今のところ、こんな感じです。
実際に下部尿路疾患を患った経験があるわけではないので、
間違っているところがあったら教えて下さい。
【2008年12月追記】…↑などと悠長な事を書いていましたが、2004年12月、ジュリーが尿道結石になってしまいました…。
大変だった闘病については、2004-12-26からの日記 及びブログの 2005年1月 と 2月 にあります。
またこちらにもまとめのページを作りたいと思います。