march  31st
   グー

 ネコはズルイ。
 ネコはここぞという時、かわいいポーズで人を魅了してしまう。
 彼らは自分がもっともかわいく見える角度やポーズを熟知しているのではと思ってしまう。
 そもそも、手の初期設定が「グー」なのがズルイ、かわい過ぎるではないか。
 ちょこんと前足を揃えて座っているだけで、その2つの「グー」がたまらなくかわいらしい。
 寝ている時なんて、その愛らしいグーの上にあご乗せしてしまう。鼻血ものだ。
 鏡の前でジュリーの寝方をマネをしてみたが、ちっともかわいくなかった。
 ネコはかわい過ぎてズルイ。

 
        イスを掴むグー


 march  30th
   犬もネコも食わない夫婦喧嘩

 みなさんは夫や妻、恋人とどんなことで喧嘩をするだろう。
 我が家ではかつて一度だけ大きな喧嘩があった。食べ物の恨みは恐ろしい。

 私は母性本能が豊かなのか、だんにゃ様が欲しがる食べ物は
 たとえ自分がどんなに食べたいものであっても、こころよく譲ることができる。
 だが、一つだけ例外がある。だんにゃ様も私も目がない最高のおやつ。エクレアだ。
 こればかりはどんなに欲しがられても自分の分は譲れない。いつも半分こだ。

 ある時私は普通のシュークリームと、チョコレートが薄くかかっているエクレアタイプの
 シュークリームを1つずつもらった。車で帰宅しながら私は思った。
 こんな小さなエクレアもどきのシュークリーム、半分にしたら少ししか食べられない。
 私は迷ったあげく、誘惑に負けてそれを食べた。
 言わなければ分からないことではないか。それに私が食べたのは『チョコかけシュークリーム』。
 断じて『エクレア』ではない。
 帰宅した私はだんにゃ様に言った。「シュークリームもらったんだけど、1つしかないからあげる」

 数日後、だんにゃ様と二人で車で出かける機会があった。
 楽しく会話していたはずが、急に助手席のだんにゃ様が返事をしなくなった。
 見ると何やら紙くずを手にもち、ひどく目に近づけて凝視している。
 「こないだのシュークリーム、チョコかかってたっけ?」
 しまった、包みを車内に放置したままだったのだ。
 言葉の見つからない私に、だんにゃ様はゆっくりと振り向きながら
 「お前…、俺がエクレア好きなの…、知ってんだろがーーーっ!!」と烈火のごとく怒った。
 私が食べたのはエクレアじゃなくて、チョコかけシューなのに!
 お詫びにエクレアを3個買ってきたが、だんにゃ様はしばらく口をきいてくれなかった。
 食べ物の恨みは本当に恐ろしいと思い知った出来事だった。
 みなさんもどうぞお気をつけて…。
 


 march  29th
   お手

 ジュリーが「お手」をマスターした。もう完璧だ。
 はじめはネコに芸を教える事に興味はなかったが、礼儀だけはわきまえるネコになって欲しかったので
 せめて「おすわり」だけは、と教えてみたところ、2日で覚えたので欲が出たのだ。
 「おすわり」が2日で覚えられたのなら、お手もすぐ覚えるだろうと思ったが、そうは行かなかった。
 「お手、お手」と連呼しながらジュリーの前足をとって私の手のひらに誘導するのだが、
 なんだか迷惑そうな顔をするだけでわけが分からないといった様子。

 数日たっても前に進まないので、某掲示板でお手のプロフェッショナルの方に指導を仰いだところ、
 まず「お手」といいながら前足を少し持ち上げてニギニギすることから始めるといいと教えてくださった。
 それを毎日朝晩1回ずつ続けていると、少しずつジュリーが自分から前足をあげてくれるようになった。
 しかし上げ方が実にささやかで、イマイチお手に見えないという状態が長く続いた。
 最近では半ば諦めかけて練習を怠りがちだったが、それが返って良かったのだろうか、
 この間 久しぶりにやってみると、ヒョイと大きく前足を差し出すようになっていたのだ。
 偶然かと思ったがそれ以降も同じようにしてくれるので、これはもうマスターしたということだろう。
 ジュリー、次は「おかわり」だ。


 march  28th
   犯人は…お前だ!

 ネコに限らず人間と生活を共にしている動物は、きっと何度かクサ〜イ濡れ衣を
 かけられた事があるだろう。 (2日続けてニオイネタですみません)
 「あれっ、なんか臭くない?…あ、分かった。ジュリー、プーしたでしょう?」

 確かに動物が真犯人であるケースもあるだろうが、濡れ衣をかけられている事も
 少なくはないはずだ。
 その場合、真犯人はかなり高い確立で「ジュリーじゃない?」なんて、
 動物の名前を真っ先に出す人間だと思う。
 皆さんも心当たりがあるんじゃありませんか?ね、そうでしょう。
 ダメですよ。動物が喋れないからってその子のせいにしたら。 まったくもう。

   ジュリー: 「…お前もな。」


 march  26th
   クサ〜イ

 ネコを飼うのは2匹目なので確信はないのだが、ジュリーは体臭がややクサイ気がする。
 少なくともペルよりはクサイ。
 指のマタのニオイなんて、ずっと洗っていない靴のようだ。
 ペルは長毛、ジュリーは短毛。素人考えでは、長毛の方が臭そうなものである。
 なぜジュリーの方がクサイのだろう。
 オスだから?それともただの個体差?
 それともジュリーが毛繕いをしたがらないから?

 ジュリーは丹念な毛繕いというものをしない。しなさ過ぎる。
 もう2ヶ月一緒に暮らしているが、顔や手などお手軽な所以外を舐めている姿には
 滅多にお目にかかれない。足を上げていた日には拝みたくなる。
 一人の時にちゃんとしているのだろうか。
 ジュリーくん、くちゃいですよ…。 


 march  25th
   地球滅亡!?

 今日は仕事が休みだったので、ジュリーに朝ご飯をあげた後で心置きなく二度寝をしたのだが、
 その時不思議な夢を見た。

 その夢の中では、悪い博士が発明したプラズマのせいで地球が滅亡することになっていた。
 悪い博士…プラズマで地球が滅亡…。この時点でバカ丸出しである。
 滅亡まであと数時間という時になって、いなくなっていただんにゃ様が現れた。
 だんにゃ様と言っても夢の中では私は高校生の設定(願望丸出し)なので、彼氏というところだろうか。
 やっと会えただんにゃ様は なぜか肩までのロンゲで、しかもソバージュだった。KATSUM Iなのか?
 私はそのKATSUMIスタイルにはつっこみも入れず、胸に飛び込んでこんな事を口走った。

 「地球が消えてなくなるなら…、私っ…、あなたと離れたくないっ!」

 夢は心を映すというが、それならば私の心には一体何が秘められているのだろう…。

 参照:KATUMIさん


 march  24th
   ジュリーの一人遊びマッシーン

 うちのだんにゃ様は、自称「できる男」だ。
 ニコレットで禁煙をしようと決意した時は、「俺はやると言ったらやる男だ。」と言い張り、
 お試し用ではなく いきなりお徳用パック(確か6000円前後)を購入し、3日でやめた。
 またある時には運動によるダイエットを決意し、「俺はやると言ったらやる男だ。」の決まり文句で
 腹筋を鍛えるアブ何とかという器具を購入した。2日でやめた。
 アブ何とかに至っては場所をとって困る。なので引越しの際に捨てようとしたら拒否された。
 「明日からまた始める。」らしい。その”明日”とやらはいつ来るのかと問いたい。
 その”明日”が来る日までこの粗大ゴミをどうしてやろうかと考えていて、いい事を思いついた。
 ジュリーのおもちゃをぶら下げて、ジュリーの一人遊びマシーンに生まれ変わらせるのはどうだろう?
 これが大成功だった。もう”明日”が来なくても平気だ。

     ご満悦の様子


 march  21st
   ネコからの贈り物

 ネコというのはかわいい顔して割とやるもので、
 殺した虫やネズミをプレゼントされた事のある飼い主は多いだろう。
 私もペルがいた時に、朝起きたら枕の横に死んだネズミが置かれていて、
 度肝を抜かれた事があった。
 ネコがネズミを取る技術は素晴らしいもので、ネズミはまるで眠っているかのようで
 流血はない。首に穴が開いており、そこにわずかに血が滲んでいるだけだった。
 食べろとでも言いたかったのだろうか、ペルはその傍らにちょこんと座って私を見ていた。
 せっかくだが、ノーサンキューだ。

 ネズミならまだいい。ゴキブリの場合が最悪だ。
 実家ではゴキブリほいほいの屋根を取って、粘着シート部分だけをタンスと壁の隙間に
 立てかけていた。  ある時ペルはそこにかかっているゴキブリを見つけたのだろう。
 捕まえようとしたところで長毛のペルの手は、ベッタリと粘着シートにくっついてしまった。
 ペルは助けを求めて、前足にゴキブリ付きのシートをくっつけたまま私を追いかけてきた。
 ちょうどムカデ競争の板を一人でつけたような状態で、歩く度にペッタンペッタンと
 ほいほいを振り回して、私が逃げげも逃げてもついてくるのだ。
 ペルはかわいい。しかしその足にはゴキブリ付き粘着シートだ。
 ペルはかわいい。助けたい。だけど、足にはゴキブリ付き粘着シートなのだ。
 阿鼻叫喚である。
 今の住まいは新しいのでゴキブリはいないだろう。
 あんな目には二度とあいたくない。


 march  20th
   ふんころがし

 ジュリーが廊下で何かを転がして遊んでいた。
 今日は大好きな玉とりアイテム 「綿棒」 は渡してないから、何を転がしているのかな?
 またゴミ箱を倒して丸めた紙くずでも拾ったのだろうと思いしばらく放っておいたが、
 紙くずにしてはちょっと音が違う気がしたので廊下に出てみた。

 なんだ、それ?
 スティック状で…。プラスチック…。
 何やらお名前シールが貼ってあって…。
 ああっ!!!
 それは だんにゃ様の検便ケース!! そして中身入りぃ〜!
 だんにゃ様よ、忘れて行くな。

 


 march  18th
   だんご

 ネコとは関係ないけれど。
 ホワイトデーを4日も過ぎた今日、今更ながらお返しの花をおばあちゃんに送った。
 バレンタインに旦那様がおばあちゃんからチョコレートをもらったという事を、夫婦共々すっっかり忘れていた。
 大きい声では言えないが、おばあちゃんはこういう事にうるさい。
 何かをしてもらったお礼や、誕生日の電話などを忘れると、かなり根に持つタイプだ。
 遅れたけれど、本人から言われる前に気付いて良かった。

 バレンタインと言えば苦い思い出がある。
 だんにゃ様とお付き合いをして初めてのバレンタイン、当時は遠距離恋愛だった。
 広島から札幌まではるばるチョコを渡しに行ったのに、私の作ったチョコを食べるやいなや、
 「これ団子?」と言いやがった。
 私が作ったのは、スポンジケーキとチョコを練って作るソフトタイプのチョコだった。
 確かに柔らかいだろう。だけど団子はないだろう、団子は。
 彼のためにチョコを作って飛行機に乗って、は〜るばる〜来たぜっ、札幌ぉ〜〜っ♪
 頭の中はロマンチックでいっぱいの恋する乙女に対して、なんたる暴言だろう。
 その乙女がうつむいて涙しているのにも気付かず、ヤツはその”団子”についてひとしきり悪評を述べ、
 あまりの言われように涙も枯れ果てた後になって、やっと私が泣いていた事に気付き必死で謝ってきた。  
 私も根に持つタイプなので、あの日のことは一生忘れないと思う。


 march  17th
   ネコが見るビデオ

 「ネコが見るビデオ」を買った。
 以前の私なら、「フッ、そんなモノ」と見向きもしなかっただろう。
 ネコがテレビの中の鳥や小動物を真剣に追いかけるとは、にわかには信じ難い。
 でも、もし本当だったら…?

 アイロンがけや料理中など、ネコを近づけたくない危険な作業をする時、
 これを見せて夢中にさせておけば、心置きなく作業ができるのでは…。
 ここはひとつ、騙されたと思って信じてみることにした。
 騙された…。(ジュリーの場合)
 興味ナシ。すぐに立ち去ってしまうのだ。何度か連れ戻してみたけれど、ダメなものはダメ。
 ビデオの広告のネコが、立ち上がって攻撃している姿がむなしい…。


 march  16th
   魅惑のホニャララ

 ネコと暮らしていると、密かに集めてみたくなるモノがある。
 ネコ好きの多くが思わずその収集を試みてしまうだろう、魅惑のアイテム…

 そう、ヒゲだ!

 私はペルのヒゲを12年かけて集めた。
 その量はネコ数匹分相当にまでのぼった。
 私はそれを指輪ケースの溝部分に扇状に挿して飾っていた。
 たくさんの真っ白な長短のヒゲは、まるで生け花のようで芸術的だった。
 時折眺めては楽しんでいた宝物だったが、今はもう手元にない。
 あろうことか実家を建て替えた際の2度の引越しで紛失してしまったのだ。
 あんなに長い時間をかけて、あんなにたくさん集まったのに…。
 悔やんでも悔やみきれない。
 ジュリーのヒゲが抜け落ちているのはまだ発見していない。
 最初の1本にお目にかかれる日が実に待ち遠しい。


 march  13th
   ジュリーはクォーター??

 ジュリーはアメリカンショートヘアーのブラウンクラシックタビーだ。
 が、写真に撮るとシルバーに見える時がある。
 肉眼で見ても、ボディー部分は角度によってはシルバーっぽい。
 きっと、両親のうちどちらかがシルバータビーだろうと思っていたけれど、
 遅れて送られてきた血統書を見た時は驚いた。

 父ネコも母ネコもシルバーやん!

 ブラウンタビーなのは父方、母方それぞれのおばあちゃん2匹。
 ってことはクォーター?ん?クォーター×2だからどうなるの?
 父ネコはハーフ、母ネコもハーフ、その子供って??
 片方がハーフだったらクォーターだよね。でも両方だから…??
 別に血統にこだわっているわけじゃないのでいいんだけど、分かる人教えて下さい。

 

 

 

 


   シルバーアンモナイト


 march  11th
   いつか来るお別れのその日まで

 今日は親類の葬儀があった。
 拾骨の時、ペルが亡くなった時の事を思い出した。
 ペット霊園でたくさんのきれいな花と一緒にかわいらしい棺に入れて頂き、火葬して拾骨もさせてもらった。
 直接の死因は腎不全だったけれど、17歳という年齢から言って老衰というか、寿命だったのだと思う。
 後になって考えると明らかにおかしいけれど、あの頃はペルがいつまでも生き続けるような気がしていた。
 うまく説明できないけれど、命には必ず終わりがくるということは分かっていながらも、
 ペルは生き続けるんじゃないかと心のどこかで思っていた。
 それは生き続けて欲しいという願望から来る錯覚だったのかも知れない。

 夜、ジュリーの寝顔を見ながら、いつかジュリーも死んでしまうんだなと思った。
 ペルが亡くなった時、もっとこうしてあげれば良かった、ああしてあげれば良かったと思った事を、
 ジュリーには全部してあげよう。
 ペルにしてあげられなかった事をジュリーに全部してあげて、
 ジュリーに幸せな生涯を送らせてやることができたら、 ペルにとってそれが一番の供養になると思う。